(2006.12.07更新)

サワサワの天文教室☆

冬の星空が一番キレイ☆なんて聞いたことありませんか?冬の星空がキレイと言われるのには理由があります。
まず一つは寒いので空気が澄んでいるから。そして、冬の空には一等星が多いこと。
一等星は全天(南半球も含めて)で、21個と言われています。
そのうち、冬の星座の中にある一等星は、カペラ、アルデバラン、リゲル、ベテルギウス、シリウス、
プロキオン、ポルックスの7つ。その時点で3分の1はあるんですね。
冬には早い時間に秋の星座、夜中から明朝にかけては春の星座が見えます。
そうすると、フォーマルハウト、レグルス、アークトゥルス、スピカなどが見え、
一等星の半分は冬に見ることができるんですね。明るい星が多いので冬はキレイに見えるとも言えるでしょう。

一等星というのは一番明るい星(恒星)のことで、暗くなるにつれて二等星、三等星と、なっていきます。
昔の人は肉眼で見える一番暗い星を六等星とし、明るい星を一等星として、6等分したと言われています。
一等上がるごとに2.5倍明るくなるそうです。六等星から一等星だと100倍も違うんだって。


↑クリックしてね☆

↑こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウス
をつなぐとキレイな正三角形ができます。それを冬の大三角(形)と呼びます。
写真をクリックすると線と星の名前が出ます。

冬の大三角は、冬の間、東から昇って南の空へ、そして西の空の方に傾いていきます。



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(2004.11.20開設)